教科書に載せたいマジック戦略記事

 

唐突だけどもし僕がマジックの教科書を編纂するならこれを載せるというのを選んでみた。
戦略記事は結構好きで昔からあれこれ読んでいます。

 

ひとつめ

Who’s The Beatdown? by Mike Flores ←URL

もはやお決まり、定番中の定番でいきなりこれ持ってきちゃう?という感じだけど。20年経っても陳腐化しない伝説のコラム。
マジックにおける大局観の話。初めて読んだ時の「こんな視点があるのか」という驚きは忘れられない。
題材もさることながらあっさりした読み口も良い。天才!

 

ふたつめ

if you want it girl, go and get it; even if the pain is undeniable by Allen Wu ←URL

現晴れプロで一時はマジックの開発チームにもいたAllen Wuの個人ブログから。
ベイズ確率という概念をもとにマジックを説明するというもの。読んだ瞬間マジックうまくなった感が最も強かったコラム。
Allen Wuは晴れる屋にも素晴らしすぎる記事を多数寄稿している。今最も文章を書いて欲しいプロプレイヤー圧倒的No.1。

 

みっつめ

Clear The Land And The Fundamental Turn by Zvi Mowshowitz ←URL

有志の日本語訳はこちら

Mike Floresに並ぶ名ライターZvi Mowshowitzのコラム。
Zviのコラムといえばまず "My Fires" が挙げられそうだが、この「基本ターン」という概念もかなり応用が利くもので素晴らしい。特にサイドカードを選ぶ時とかに思い浮かべることが多い。先手4killしてくる相手に対して4マナのカードは対策にならないのである。

 

よっつめ

rizer’s answer -Khans of Tarkir Sealed- Part1 by Atushi Ito ←URL

シールドってこんな面白いゲームなのかという気付きがあったインタビュー記事。「シールドは彫刻」は蓋し名言。
rizerさんは言語化がうまくて配信見てても毎秒学びがあって溺れる。
この頃のまつがん師匠の文体はなんだか懐かしい感じがするな。

 

いつつめ

PV’s Playhouse – The Core Resources by Paulo Vitor Damo Da Rosa ←URL

わかりやすい例え、読みやすい英語、高度な内容でお馴染みPV's Playhouseより。
マジックにはカード・時間・ライフという3つのリソースがあり、それらは相互に変換可能であるという話。ライフをカードに変換するという認識はPauperでとても大事だと思っている。