時のらせんは最高

 

時のらせんリマスターのリリースからまだ5日だけどもう12回ドラフトしている。カードの懐かしさを抜きにしても普通に面白い環境だと思う。スタンつまらないとか言ってるやつは黙ってアリーナアンインストールしてTSRドラフトやれ。
12回の内訳は3-0が3回、2-1が4回、1-2が3回、0-2が2回で20勝12敗。6割いかないくらいだけど気付きは色々あってあれこれ実践中。

 

 

黒が実は微妙?

 

最近のリミテッドの感覚ではわりと信じられない話だが、TSRの黒のコモンにはアドバンテージをとれる除去が2種類もある。

 

f:id:yumetorae:20210324161013j:plainf:id:yumetorae:20210324161028j:plain


《絞殺の煤》と《滑る胆液》はパッと見では初手級で、このコモンから始めると黒軸(特に黒赤)のミッドレンジに落ち着きがち。実際対戦相手も黒赤マッドネスがやたら多い。
しかし黒のクリーチャーを見てみると......

 

f:id:yumetorae:20210324161117p:plain


強い除去とのバランスをとるかのように使い辛いやつばかり。タフネスも低い。
コンセプトのない黒赤は「除去は大量にあるけどどこで勝つのかわからない」的な2-1デッキになりがち。《ギャサンの略奪者》と《無謀なるワーム》が2〜3枚ずつくらいあればいいけど、赤は人気色で取り合いになるから期待できない。
黒やるならレベルのサブカラーにするか、《カゲロウ獣》のような他色のフィニッシャーから入りたい。少なくとも黒は安易にメインに据えたい色ではない。《絞殺の煤》と《滑る胆液》は初手でとってもいいけど黒には邁進しないというバランスで。

 

 

《巣穴からの総出》が強い

 

f:id:yumetorae:20210324162559j:plain

 

この環境は1/1トークンの群れを除去する手段が少なすぎる。

 

f:id:yumetorae:20210324161331p:plain

 

レアリティ的に現実味のあるカウンターは2マナの全体2点だけ。ぶどう弾と燃焼はお膳立てが必要で信頼性は低い。
青赤ストームは人気の黒赤と除去以外カード被らないから(他にストームやってるやつがいない限り)組みやすい。そして強い。初手《巣穴》で青の流れが良ければストームいける。

 

f:id:yumetorae:20210324161405p:plain

3-0した青赤その1。《巣穴》2枚《怒りのもや》2枚はとても安定感があった。カード溢れすぎてて正しい組み方わからなかったけど、ここまでストーム要素が充実していればただの飛行クリーチャーとかコンセプトがぶれるカードは必要なさそうだった。

 

f:id:yumetorae:20210324161419p:plain

3-0した青赤その2。
《巣穴》1枚だったので普通に殴るオプションも搭載。《怒りのもや》は《巣穴》引かない時も強かった。そういえば時のらせんブロック構築に赤緑の《怒りのもや》デッキとかあったね。

 

 

オチがないので僕がとんでもないしゃくられ方してるスクショで〆させていただきます。

 

f:id:yumetorae:20210324163158p:plain