おもてなしNEO神河
マジック始めた時期的に神河生まれラヴニカ育ちなので都市化された神河『輝ける世界』めちゃくちゃ良いです。まずこの次元は空気が美味しい。スーハー。大牙衆の改造バイクが排気するCO2にはナッツのような香ばしさとカラメルのような風味がある。
思えば僕が初めて組んだカジュアル青単ビートダウンにはパックから引いた《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star(CHK)》が入っていたし、友人の緑白ビートダウンには《昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star(CHK)》が入っていたものです。
入っていたものですが、彼(彼女?)らの子孫である空羅やら開璃やら殉至やらはドラフトでは強すぎて、出されるたびに「出てくんなよ~」という感じで感慨も何もないのでありました(日記)
今回はMOでひたすらドラフトしてる。こいつや魂力+3/+1トランプルの《鉄蹄の猪/Ironhoof Boar》をエースとした竹槍アグロデッキが強い。ゲームの基本ターンは思ったより早め?環境初期だからというのもあるのでしょうが。
もう一枚環境を定義していると感じるコモンはこれ。3マナインスタントで墓地からカード2枚回収してるのはおかしい。ミッドレンジ対決はこれで決まるといっても過言ではない。中速以下のデッキでは緑の優先度高め。2色土地多いからタッチもあり。
しげ樹とか青緑のカメとかで無限ループしちゃうのもやばい。しかもこの環境墓地リムーブできるカードがレアと親和レアにしかない。アンコ以下に唯一存在する墓地対策《霊都の歩哨/Reito Sentinel》は本当に対策になってるのか微妙なところ......。
1月総括
Magic Online
何を目指しているんだという勢いでMagic OnlineしかもPauperをやっておりました。
本も読んでない映画も見てない。学生の頃のようにMOやってた。働きながらでも結構できるもんだなと感じた。
Pauper League
90勝49敗 勝率65%
禁止改訂前は壁だけ使っててかなり調子よかったけど、禁止改訂後はデッキころころ変えて2-3と3-2連打。
結局赤黒2色の親和が気に入ったからしばらくはこれ使ってそう。NEW神河目前での親和追い禁止はないと思われる。いや思いたい。
5-0 with @hamudao3's BR Affinity🏆
— Moroii (@volty706) 2022年1月31日
Really like this mana base🥳 pic.twitter.com/IXSSxa0mK9
Pauper Challenge
10勝9敗 勝率53%
鳴かず飛ばずだけど3-4でも参加費帰ってきておまけにチェスト5個もらえちゃうEVの良さに感動(なお時給)。
チェスト片っ端から開けてたらPPが6000とか溜まっちゃったので、来月は専らPP消費のために神河リミテッドやる予定。あんまり複雑な環境じゃないといいけど。
創作
今年は小説書いて過ごそうと思ってノートブックPC買ったりした(普段使いのPCではゲームしてしまうため)けど1月はMOやってて全然だった。
1月は延べ2万字くらい書いて一部は他サイトに公開した。
自分で気に入った短編とか書けたらここにも載せる予定なので各位お気をつけください。
パウパー壁逐条解説
今年14回Pauper Leagueやって9回4-1してるイケイケ(諸説あり)の壁について語ります。
明日の禁止改定でいかれるのが親和だけだったらトロン増えそうで、壁はそのトロンに相性良いから未来は明るい。《家の吹き飛ばし/Blow Your House Down(ELD)》がソーサリーで良かった!
Creature 39
4 《サルーリの世話人/Saruli Caretaker(RNA)》
4 《ほくちの壁/Tinder Wall(ICE)》
4 《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》
4 《斧折りの守護者/Axebane Guardian(RTR)》
4 《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》
2 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9ED)》
1 《ヤスペラの歩哨/Jaspera Sentinel(KHM)》
4 《苛立つアルティサウルス/Annoyed Altisaur(CMR)》
3 《乗り込み部隊/Boarding Party(CMR)》
2 《隠し扉/Secret Door(AFR)》
1 《ヴァラクートの発動者/Valakut Invoker(CMR)》
1 《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》
1 《熟考漂い/Mulldrifter(TSR)》
1 《ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher(ROE)》
3 《タクタクの瓦礫砦/Tuktuk Rubblefort(ZNR)》
Spell 8
4 《紆余曲折/Winding Way(MH1)》
4 《暴走の先導/Lead the Stampede(CNS)》
Land 13
13 《森/Forest(9ED)》
マジックを舐めている感じのデッキ構成が好きな人、いると思います。僕です。
デッキは概ねマナ要素とバリュー要素の2要素で構成されている。
マナ要素
4 《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》
4 《斧折りの守護者/Axebane Guardian(RTR)》
4 《サルーリの世話人/Saruli Caretaker(RNA)》
4 《ほくちの壁/Tinder Wall(ICE)》
4 《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》
2 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9ED)》
1 《ヤスペラの歩哨/Jaspera Sentinel(KHM)》
13 《森/Forest(9ED)》
4 《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》
4 《斧折りの守護者/Axebane Guardian(RTR)》
やたらマナが出る壁。これを引かないと何も始まらない2種。8枚+52枚のデッキといっても過言ではない。
マリガンではかなりアグレッシブにこの2種を探しに行く。この2種が生き残りやすいマッチは基本的に有利。そうでないマッチは不利。
除去が多い相手に対してこの2種を生き残らせるコツは、同一ターン内に複数並べること。後述する《タクタクの瓦礫砦》が絡むと実現しやすい。
4 《サルーリの世話人/Saruli Caretaker(RNA)》
4 《ほくちの壁/Tinder Wall(ICE)》
少しマナが出る壁。《胸壁》《守護者》を出すためのカード。
《呪文づまり》させて《胸壁》を通したり、《チェイナーの布告》から《守護者》を守ったり、文字通り《胸壁》《守護者》を生かすためのカードでもある。
《墓の刈り取り/Reaping the Graves(SCG)》《嵐の乗り切り/Weather the Storm(MH1)》をサイドインしている場合など、脳死でプレイせずに手札に貯め込んでおいたほうがいい時がある。どうせ出しても殴れない。
4 《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger(VIS)》
2 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9ED)》
1 《ヤスペラの歩哨/Jaspera Sentinel(KHM)》
壁ではないがマナを出すカード。《胸壁》《守護者》を出すためのカード。
《ラノワールのエルフ》がもたらす初速は4キルデッキ(アグロ、オーラ、バーンetc)相手に強い。環境が遅めであれば色マナ安定させられる《ヤスペラの歩哨》を優先したい。
このデッキは意外と色マナに不自由する。《紆余曲折》や《暴走の先導》でカラフルな手札が透けてるときに5色マナクリーチャーを潰しきられると負ける。生き残らせたいマナクリがいるときは毎ターンお祈りしながら1枚ずつ出していくのではなく、やはり同じターンに何枚も出すとよい。
13 《森/Forest(9ED)》
初手には1枚か2枚欲しい。相手が除去コンであれば《守護者》《先導》をプレイするために最低3枚は引きたい。《紆余曲折》の隠れモードはたまに使う。手札に《先導》2枚あるけどマナクリ全部潰されて《森》《森》で止まってるときなど。
バリュー要素
4 《苛立つアルティサウルス/Annoyed Altisaur(CMR)》
3 《乗り込み部隊/Boarding Party(CMR)》
2 《隠し扉/Secret Door(AFR)》
1 《ヴァラクートの発動者/Valakut Invoker(CMR)》
1 《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》
1 《熟考漂い/Mulldrifter(TSR)》
1 《ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher(ROE)》
4 《苛立つアルティサウルス/Annoyed Altisaur(CMR)》
3 《乗り込み部隊/Boarding Party(CMR)》
1 《ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher(ROE)》
このデッキのメインアタッカー。基本パワー6なので6*3=18点で相手のライフ2点残りがち。マナクリで殴れるときはちゃんと殴っておきたい。
続唱はマナクリめくったりして弱そうと思うかもしれないけど、実際は相手の除去が追いつかないほどマナクリが並ぶきっかけを作れるのでそうでもない。1体の《守護者》から唱えた《アルティサウルス》が《胸壁》を連れてきて、《アルティサウルス》に除去使ってもらってから《隠し扉》で勝ちというのはお決まりの流れ。
2 《隠し扉/Secret Door(AFR)》
1 《ヴァラクートの発動者/Valakut Invoker(CMR)》
《隠し扉》は基本的に迷宮直行。迷宮は15マナ目のねじれ洞窟、25マナ目のルーンストーン、35マナ目の奥義が特に強い。メイン戦の主な勝ち手段。状況に応じて前述の2点を墓マラソンでかすめ取ったりもできる優れもの。
《発動者》メインはトロンとファミリア意識。たまにエルフとか青単デルバー相手にも強い。無限にマナが出るデッキではないのでこれで20点削る(8*7=56マナ)のは難しい。
1 《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》
1 《熟考漂い/Mulldrifter(TSR)》
暴走の先導で引くと強いカード達だが青マナソースは9枚しかないのでプレイできなかったりもする。《熟考漂い》と《乗り込み部隊》の枚数バランスはかなり微妙。《漂い》想起できてよかったと思うことは結構ある。《漂い》は《乗り込み部隊》続唱の大当たりでもある。ただ《乗り込み部隊》は《ほくちの壁》のぶんプレイしやすい。
《記憶の壁/Mnemonic Wall(ROE)》はサイドカードを拾える点が高評価。墓地に何もないときに続唱でめくるとまずいので1枚だけ。
4 《紆余曲折/Winding Way(MH1)》
4 《暴走の先導/Lead the Stampede(CNS)》
この2種8枚強すぎなので死ぬほどマリガンしても大丈夫。マリガンの段階でしか乗り手の差が出ないといっても過言ではない。マリガンする苦しみに悦びを見出してる人向けのデッキ。
その他
3 《タクタクの瓦礫砦/Tuktuk Rubblefort(ZNR)》
これだけでは手札もマナも増えないが、相手に動きを予想させ辛くするカード。
《森》《森》《森》《サルーリ》みたいな人畜無害な場から
《クウィーリオン・レインジャー》→《タクタク》→《胸壁》→《守護者》→《先導》→ 略
とエルフ親和のように動けたりする。
なんとなく置いてターン返すだけでも除去撃ってもらえるから良い避雷針。《ウラモグの破壊者》と《散弾の射手》に速攻つけられるのもでかい。最近何相手にもあまりサイドアウトしなくなった。
サイドについては依然書いたこれもどうぞ。ただ最近は《タクタク》と《ほくちの壁》あんまりサイドアウトしないようにしている。フィーリングで。
ミルク色の峠
今年もこの季節がやってまいりました。
というわけで2021年を振り返ります。
今年の3枚
ウレメンタル/Sellemental
1~2月あたり結構がんばってBGやってたらしい。
瞬間最大風速はレート12,700くらいでリーダーボード100位くらいだったが3位でレート下がったりするのに耐えられなくなって中断。でも僕が何人かに分身できたら1人くらいはBG担当を作っていたと思う。
もったいないところで諦めちゃったと今は少し後悔。
《湿地帯のグロフ/Bayou Groff(STX)》
飽き性の僕が1シーズンに20回も30回もPauper Leagueやってたんだからかなりラブいカードだった。
今はそうでもない。
《ホブゴブリンの隊長/Hobgoblin Captain(AFR)》
正直今年はカードゲームやらなすぎて3枚目が何も思い浮かばなかった。
AFRは世間的に不評だったっぽいが個人的には楽しい基本セットドラフトだった。よくピックした1枚。
今年のニュース
diarynoteの新規ユーザー募集終了
https://webmaster.diarynote.jp/202103021827098168/
コロナだのなんだので色々あったけど個人的にはこれ。
中学~大学卒業まで使っていたブログなので色々と思うところがあった。
ネトゲもそうだけどWebサービスって終わっちゃうと形として何も残らないんだよな。
維持してくれてる人に感謝。
今年の一本
Amazon.co.jp: ヘレディタリー 継承(字幕版) | Prime Video
全然今年のやつじゃないけど僕が見たのが今年なので。
今年はDbD経由でホラー映画にハマって色々見た。なかでもダントツで良かったのがこれ。
感想は別の日に書いたので割愛。来年はホラーに限らずジャンル広げて見ていきたい。
今年の一冊
今年はもっぱらゲームせずに学術書読んで土日を潰してる変な人だった。その中の一冊。この本は僕の物書きライフを変えたといっても過言ではない。
前々から小説というものを書いてみたかったんだけど、小説って物事をどこからどこまで描写すればいいのかがわからなくて自分では書くことができなかった。例えば僕がある男を場面に登場させたとして、その男の背丈について説明しなかったらどうなっちゃうの?顔付きは?年齢は?以下略というアスペっぽい疑問をずっと抱えていた。他人の作品を読む時は全く気にならないのに、いざ自分で書こうとすると何もかも説明し足りないような気がして場面が進んでいかないのである。
この本はフィクションにおける「書かれていない情報」とはなんなのかを分析するという、当時の僕のためにあるかのような本だった。結論からいえば不完全性、不確定性はフィクションが本来的に備える性質なのです。すべて説明しきろうとするスタンスが間違ってたんだよね。そんな免罪符を得た僕は文字書きオタクとしてさらに独りよがりなインターネット・デブリを生み出すことに励むのでした。
そんなこんなでどうなる2022年。皆さま今年もありがとうございました。
人ラブ
大学の頃の友人から久々に連絡がきて見返したくなった。僕は立教に通ってたから大学4年間は池袋に住んでいた。その補正もあってこの作品めちゃ好き好きすぎる。たぶん池袋に住んでいなくても好きだったろうな間違いない。
まず異常な愛という作品テーマが良い。自分で言うのもなんだけど僕も重い人間()で「一緒に死のう」みたいなシチュエーションに共感()できるタイプなので愛200%で振り切ってる人間を見るとスカッとする。全体で見ると1期は特に愛というテーマが強調されていて(グループ間抗争の政治的な要素が相対的に薄味で)個人的には一番好き。
あとシーンに出てこないキャラに語り部をやらせるという演出が良い。3〜4期くらいになるとこの演出の掘り下げが進んでさらに面白い。語り部なのに場面と関係ない自分のことしか話さないヴァローナの回とか、クセが強すぎて語り部になってない泉井の回とか何話か覚えてないけど特に良い。ラノベ原作では地の文はいわゆる天の声だったと思うけど、アニメ向けの良い改変だと思う。群像劇でやたらめったらキャラ出てくるけどアニメは尺的に全員平等にカメラ回しきるわけにもいかない→キャラに地の文の語りを任せようという発想なのだと思われる。(あんまりアニメ見ないからデュラララがこの演出の先駆けだったのかはわからないけど)
サンシャイン通りはハンズ筆頭にあちこちボコボコ潰れてるらしいし、西池もマルイが潰れたり、今僕がリアルワールドの池袋に行ってもここどこ?って感じかもしれないけど、このアニメの中には僕が住んでた街の姿が残ってる。こういうのいいもんだね。ブルーレイ買っておこうかな。
Vortaro de Esperanto
職場で本棚を漁っていたら妙なものをみつけた。
なんと1980年代に出版されたエスペラント語の辞書。日本語話者向けのもので、アルファベット(厳密にはAlphabeto)順に並べられたエスペラント語の単語に日本語での意味が併記されている。言うなればエス和辞典?
エスペラント語は「英語に代わる世界共通語を作りましょう」みたいな流れで20世紀に生みだされた人工言語。だが一部のインテリの間で流行った程度で英語の座を引きずり下ろすには至らなかった。
ところどころにふせんが貼られてて明らかに使われてたっぽいけど、何に?と思い部内の長老に聞いてみたら、なんのことはない「製品名を考えるのに使ってた」とのことでした。あっそう......。暗号として社内政治で使われていたら面白かった。
エス語の単語は見た感じ英語っぽいものが多いけど、活用とか格変化は英語のそれと全然違うらしい。英語の自由すぎる発音(women)と一部言語の難解な格変化(ドイツ語とか)は明らかに習得の障壁で、エス語はその辺を簡単にしてるところがウリだったようだが、押し付けられる外国語が定着しないのは日本人の英語嫌いが証明しているところであーる。
近況
ずっとゲームを作ってて何も日記に書くことがないのでたまにゲーム作りの進捗を書こうと思いました。
最初普通のノベルゲーム作ろうとしてたけどなんか違うな~となって独自路線の謎UIになった。
ゲーム作ってんのはカメラ趣味の友人が「最近撮りたいものがねえ」とか言ってたところに「じゃあ俺がゲーム作るから素材撮ってきてくれ」って話をしたのがきっかけ。だからとりあえず写真使うことは確定で、写真からの連想でコラージュとかアルバムっぽい画面構成にした(暫定)。ただコラージュを派手にしすぎると文章が全く頭に入ってこないことが発覚して早くも難航気味。シンプルにするとフリー素材の切り貼りでしかないっぽくて難しいテーマだったかも。
とりあえずシナリオとUIの大筋は決まったので、今は文章書いたりコード書いたり友人と必要な素材の相談をしたりしているところ。
写真にキャラクターの立ち絵を合成したいんだけどここが鬼門。僕も友人もロクな絵がかけないから誰かにイラストを依頼しないといけない(上の立ち絵は雰囲気掴みのための未加工フリー素材)。どこで何枚どういう形式で頼んで予算どの程度必要なのかとか全然わからんのだが?
そんなこんなで僕は当分(1年くらい?)MTG含むネトゲ類からは失踪しますがTwitterにはいると思います。