ミルク色の峠

 

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今年もこの季節がやってまいりました。

というわけで2021年を振り返ります。

 

今年の3枚

 

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ウレメンタル/Sellemental

1~2月あたり結構がんばってBGやってたらしい。
瞬間最大風速はレート12,700くらいでリーダーボード100位くらいだったが3位でレート下がったりするのに耐えられなくなって中断。でも僕が何人かに分身できたら1人くらいはBG担当を作っていたと思う。
もったいないところで諦めちゃったと今は少し後悔。

 

《湿地帯のグロフ/Bayou Groff(STX)》

飽き性の僕が1シーズンに20回も30回もPauper Leagueやってたんだからかなりラブいカードだった。
今はそうでもない。

 

《ホブゴブリンの隊長/Hobgoblin Captain(AFR)》

正直今年はカードゲームやらなすぎて3枚目が何も思い浮かばなかった。
AFRは世間的に不評だったっぽいが個人的には楽しい基本セットドラフトだった。よくピックした1枚。

 

 

今年のニュース

diarynoteの新規ユーザー募集終了

https://webmaster.diarynote.jp/202103021827098168/

コロナだのなんだので色々あったけど個人的にはこれ。
中学~大学卒業まで使っていたブログなので色々と思うところがあった。
ネトゲもそうだけどWebサービスって終わっちゃうと形として何も残らないんだよな。
維持してくれてる人に感謝。

 

 

今年の一本

Amazon.co.jp: ヘレディタリー 継承(字幕版) | Prime Video

全然今年のやつじゃないけど僕が見たのが今年なので。
今年はDbD経由でホラー映画にハマって色々見た。なかでもダントツで良かったのがこれ。
感想は別の日に書いたので割愛。来年はホラーに限らずジャンル広げて見ていきたい。

 

 

今年の一冊

虚構世界の存在論 - 株式会社 勁草書房

今年はもっぱらゲームせずに学術書読んで土日を潰してる変な人だった。その中の一冊。この本は僕の物書きライフを変えたといっても過言ではない。

前々から小説というものを書いてみたかったんだけど、小説って物事をどこからどこまで描写すればいいのかがわからなくて自分では書くことができなかった。例えば僕がある男を場面に登場させたとして、その男の背丈について説明しなかったらどうなっちゃうの?顔付きは?年齢は?以下略というアスペっぽい疑問をずっと抱えていた。他人の作品を読む時は全く気にならないのに、いざ自分で書こうとすると何もかも説明し足りないような気がして場面が進んでいかないのである。

この本はフィクションにおける「書かれていない情報」とはなんなのかを分析するという、当時の僕のためにあるかのような本だった。結論からいえば不完全性、不確定性はフィクションが本来的に備える性質なのです。すべて説明しきろうとするスタンスが間違ってたんだよね。そんな免罪符を得た僕は文字書きオタクとしてさらに独りよがりなインターネット・デブリを生み出すことに励むのでした。

 

そんなこんなでどうなる2022年。皆さま今年もありがとうございました。