Pauperストンピィ雑感

 

《湿地帯のグロフ/Bayou Groff(STX)》入りで20リーグ(約100マッチ)やった。
キリがいいので雑感などを書きます。

 

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最近はサイドを数枚いじってこんな感じで使っていた。

5-0......3回
4-1......4回
3-2......6回
2-3......6回
0-3......1回

98戦61勝37敗で勝率62.2パーセント。

僕の理解においてもともとストンピィは「誰に対しても概ね微不利だが強いブン回りはある」みたいな、微不利をやり込みで誤魔化す相性フラット系のデッキだったけど、グロフが加わってその性質は若干変わった印象を受けた。というのも、グロフというカードの強さが相手次第でガラリと変わるから。

 

まず除去を火力に頼ってるタイプのデッキに対しては2ターン目グロフがグロすぎてわりとそれだけで勝ててしまう。きみ先手2ターン目のグロフどうしようもないよね?やっぱそうだよね。勝ち。こんな感じでゲームが終わる。青赤フェアリーやポンザ系なんか特に顕著。怨恨引けば赤白トークンも。
また、準備に時間を使うアンフェア系のデッキ......サイクリングストーム・ゴブリンコンボ・トロンetc......に対してもグロフがでかすぎて速度で勝てることが増えた。このへんの相手(トロンを除く)に対しては互角以上のダイヤはある。トロンにはまだ若干不利っぽいけど。

 

一方、グロフのサイズが除去耐性として機能しない相手に対してはグロフは弱すぎる。具体的には赤白統治者・青黒フェアリー・ペスト・ファミリアなど。この辺はもともと微不利というよりかは不利寄りだった相手で、相性がより悪い方に傾いた印象を受ける。「うわぁ当たっちゃったなぁ」という相手が増えた。ただ対青黒フェアリーは今も微不利かな?勝てないわけではない。

 

総じてグロフを使うと「なんでもこいや」感は無くなって当たり運に左右されるデッキになってしまう印象。
SacredDevilは結局リバーボア・シラナの岩礁渡り・象の導きの旧バージョンに戻った様子で、同じ結論に至ったのかなぁと勝手に推測している。
今はゴブリンコンボ試す人も減って青黒フェアリーや除去ミッドレンジが増えてるっぽいから、グロフはちょっと風向き悪そう。新顔のうねる曲線デッキも分類的には火力デッキかと思いきや炎の斬りつけで平然とグロフ除去ってきたりしてなかなかグロい。

 

このまま使い続けるならグロフを数枚サイドアウトできるサイドプランは用意しないとダメかなぁ。ミッドレンジ相手に消耗戦で5マナ5/4として出すグロフは強いから全抜きすることは無さそうだけど、グロフ減らしてもクリーチャー不足にならない的な。そんな感じです。

 


ところで《湿地帯のグロフ/Bayou Groff(STX)》《授業初日/First Day of Class(STX)》《うねる曲線/Serpentine Curve(STX)》とストリクスヘイヴンはPauper的にはすごいセットだったな。
モダンホライゾン2(6月3日リリース?)もたぶんPauper的にはすんんんごいセット(環境が壊れてしまうほど)なのでこのフォーマットはアツいです。Magic Online県Pauper村(住民約250名)の未来は明るい!