語彙力

 

CiNii 論文 -  英語学習者のエッセイに見られる過剰使用語 : 学習者コーパスの構築を視野に入れて

 

英語学習者(日本人大学生)を英語の習熟度で2グループに分け、同じテーマで英語のエッセイを書かせたという実験。習熟度でエッセイの特徴語が異なるらしい。

習熟度が低いグループは "mother" や "friend" といった身近な存在を示す語をよく用いていたという。これがとても興味深い。慣れていない言葉で何かを語ろうとすると、大学生ですら「母親が~」「友達が~」などと幼稚なことを言い出してしまうのだろう。

習熟度が低い学習者ほど "very" や "so" のような強意副詞を使いがちだという分析結果もあるらしい。正直僕も自覚あり。込み入った話題や微妙なニュアンスを言葉にできる語彙力が欲しい。やはり語彙力......語彙力は全てを解決する。